民事裁判実務の基礎 【渡辺弘】

民事裁判実務の基礎という表題なのですが、

刑事裁判の実務の基礎も含まれています。（なぜかネットにおける本のタイトルでは刑事が記されていないです。）

民事裁判や刑事裁判の実務についての基礎の講義のような形になります。

基礎を学ぶという意味ではいいのかもしれませんが、読後感としては、実務というよりかは理論のほうが多いというイメージになります。また大事なことが記されているのでしょうが、本当に実務に直結するような知識なのか？というものもあります。（理論的に構築するに際して必要な知識なのかもしれないが、実務という切り口ではそこはいいのでは？というイメージ）

講義のような本で、しかも頭を使うので、複数回読んだらもう少し学べることがあるのかもしれません。

ただ、上記の理由により全体としては２つという形にします。

おすすめ度　★★

著者／編集： 渡辺弘, 谷口安史
出版社： 有斐閣