未来に先回りする思考法という本です。
著者は新進気鋭の企業家で、若手で気鋭の経営者として取り上げられることもある方です。
タイトルの通り「未来を思考する」
という視点から書かれています。
未来を思考するための、思考法・思考過程について
しっかりと記載されています。その考察は納得させられるものでした。
テクノロジーの進化やそれによる社会の変わり方など
単にテクノロジーだけではなく、それによる社会全体の進化についても
考察されています。
非常におもしろいと感じました。もちろんこの予想がすべて当たっているとは個人的には思いません。
特に社会変遷過程におけるミスマッチ状態が生じている(最適化が部分的にしか行われていない状態)についての考察は弱いように思いました。
ただ、若手経営者の本としては考察がしっかりされており、傾聴に値する本であると思います。
【おすすめ度】★★★
未来に先回りする思考法 [ 佐藤 航陽 ]
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